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子供が野菜をどうしても食べなくて。最近はキャベツも苦いと言うんです。

野菜を食べたくない子供と野菜を食べさせたい親の戦いは終わりませんね。しかし、キャベツまで苦いと感じるとは。日本人の4人に1人のスーパーテイスターってご存じですか?
そこでこの記事では子供の野菜嫌いについて、3つに分けて解説します。
- 子供の野菜嫌いの原因は「スーパーテイスターだから」という可能性
- 子供がスーパーテイスターだった時、親の対応方法
- スーパーテイスター向けおすすめ食材&調理法
味覚は人によって様々です。辛いのが得意な人、苦手な人。昔は苦手だったけど大人になったら食べられるようになった人 などなど
子供が野菜を食べなくても、親が出来ることはまだまだたくさんあります!決して無理やり食べさせず、楽しく美味しい食事の時間にしましょう!
- 味覚が敏感なスーパーテイスターは、日本人の約4人に1人!
- 子供がスーパーテイスターなら、親が工夫をしないと子供も親もツライ
- 苦い野菜を無理に食べさせないことや、味を薄めることで解決することも!
- 甘味や酸味を持つ野菜にじっくり火を通すことや、チーズなど味に変化をつけると食べやすい。
それでは詳しく解説していきましょう~
子供の野菜嫌いの原因は「スーパーテイスターだから」という可能性
スーパーテイスターとは、通常の人よりも味を感じる「味蕾(みらい)」が多く、味覚が鋭敏な人のことです。超味覚とも言われます。かっこいいですね。
日本人の約4人に1人がスーパーテイスターと言われており、だいたい家族に1人はいます。
<スーパーテイスターの特徴>
- 味覚が敏感で自然の味を好む
- コーヒーやピーマンなど苦いものが苦手
- 甘いもの、しょっぱいものも苦手
- その結果、高血圧などになりにくく健康的
もし子供が単に野菜は苦いから嫌いというだけでなく、甘いもの、しょっぱいものも好まないならスーパーテイスターの可能性が高いです。
その場合、無理に苦手な野菜を食べさせるのは、「辛い物が苦手な人」に毎日辛い物を食べさせているような感じですので、少し食事の内容を考える必要があります。
(脱線)スーパーテイスターの調べ方
スーパーテイスターかどうか調べるためには専用の検査キットも売っています。
食品の開発部門の適性検査やソムリエの適性検査にも使われることがあるそうです。興味があれば是非検査してみてください。
- 味覚が敏感なスーパーテイスターは、日本人の約4人に1人!
子供がスーパーテイスターだった時、親の対応方法
スーパーテイスターの子供は、味覚が敏感なため好き嫌いが多くなりがちです。
しかし、スーパーテイスターは超味覚という一種の才能ですので是非上手く付き合って、子供の長所を伸ばしてあげてください。
親の対応方法①無理に食べさせない
苦手な食べ物を無理に食べさせるのは、親も子供もストレスが増えて良いことがありません。まずは、子供がスーパーテイスターであることを理解しましょう。
足りない栄養は最初は別な方法で補うことにして、1口ずつ少しずつ慣れさせることが大切です。
親の対応方法②味を薄める
スーパーテイスターは濃い味が苦手ですので、意外にも調味料を減らすと食べられることがあります。ピーマンでも、味付けして炒めるより、新鮮な生の方が食べられるということもありますので、試してみてください。
親の対応方法③食材の選び方を工夫する
慣れるまでは苦味の少ない野菜や果物を選ぶことが大切です。
また、旬の新鮮なものであれば食べられるケースもあります。例えば、白菜は苦手だけど、旬の冬のものなら食べられるというようなものです。栄養面ばかり考えず、子供が食べやすいものから始めてみましょう。
- 子供がスーパーテイスターなら、親が工夫をしないと子供も親もツライ
- 苦い野菜を無理に食べさせないことや、味を薄めることで解決することも!
スーパーテイスター向けおすすめ食材&調理法
スーパーテイスターの基本を押さえたところで実践編です。
具体的にどの食材でどのように料理すればいいかまとめてみました。
おすすめ食材①甘味(糖分)の強い野菜
- カボチャ:スープや煮物にすると○
- サツマイモ:焼くと食べやすい。フライドポテトのように切って焼いても○
- ニンジン:よく加熱すると○。茹でる場合は5分くらいグラグラ煮てみて
おすすめ食材②苦味の少ない葉物野菜
- ほうれん草:茹でると○
- レタス:基本的に何にしても○
- キャベツ:加熱すると○。スープに入れても良い。
おすすめ食材③酸味がある野菜
- トマト:酸味と甘味がありスーパーテイスターでも比較的食べやすい。
- ズッキーニ:炒めて食べてみて。
この他にも、蒸し調理で甘味を引き出したり、チーズやレモン、卵を加えて味を調整すると、苦味を感じにくくなります。
- 甘味や酸味を持つ野菜にじっくり火を通すことや、チーズなど味に変化をつけると食べやすい。
まとめ
今回は、子供の野菜嫌いについて、3つに分けて解説しました。
- 味覚が敏感なスーパーテイスターは、日本人の約4人に1人!
- 子供がスーパーテイスターなら、親が工夫をしないと子供も親もツライ
- 苦い野菜を無理に食べさせないことや、味を薄めることで解決することも!
- 甘味や酸味を持つ野菜にじっくり火を通すことや、チーズなど味に変化をつけると食べやすい。
味覚は人によって様々。辛いのが苦手な人に辛い料理ばかりではツライです。
子供が野菜嫌いでも基本は同じ。
子供が野菜を食べなくても、決して無理やり食べさせず、工夫して楽しく美味しい食事の時間にしましょう!
では、また次回~